PC用スピーカーの選び方
概要
PC用スピーカーを買ってみました。
購入する過程で調べたことをまとめてみました。
スピーカーの基本的な構造
- 構成要素
- コーン、磁石、ボイスコイル
- 位置関係
- ボイスコイルは磁石の地場内に配置される
- 磁石もしくはボイスコイルとコーンは接している
- 原理
- ボイスコイルに電流を流すと電磁誘導によってボイスコイルもしくは磁石(駆動部)は動く
- 駆動部とコーンは接しているため、駆動部の動きはコーンに伝わる
- ある周波数帯で駆動部を動かし、コーンを経由して空気振動に変換して音を発生させる
マルチウェイスピーカー
- 径の大きなドラムの音を口径が高々10cmのスピーカーでは再現できない
- 低音を再生するには口径を大きくする必要がある
- 一方高音は周波数が高いので振動部は軽く、つまり口径は小さくする必要がある
- 結果として低音、高音でスピーカーを分けるマルチウェイスピーカーが誕生
- メリット
- 低音から高音まで専用のスピーカーで流すため迫力のある再生が可能
- デメリット
- 高価
- 仕組み
- 入力信号の周波数によって出力先のスピーカーを切り替える必要がある
- そのため入力信号を周波数によってフィルタリングして出力先を切り替える仕組みがある
フルレンジスピーカー
- 1個のスピーカーで低音から高音まで担当する
- メリット
- 安価
- デメリット
- 低音、高音は不得意
- 苦手な低音を補うためにバフレスという仕組みがある
- 筐体の全面に穴が空いており、スピーカーの裏から筐体の全面までバフレスポートという管が配置される
- スピーカーの裏から逆位相の音が出るので、それを上手く利用して低音を強調する
音の指向性
- 音の周波数によって音の進み方は違う
- 周波数が高いと直線性があり、周波数が低いと周囲へ広がる
- そのため高音を聞くにはスピーカーを耳へ向ける必要がある
- 無指向性スピーカー
- 周囲360度に音を拡散することを目的としたスピーカー
ブックシェルフ型
- 本棚に入る程度の大きさのスピーカー
- それなりに本格的に音を流せるが別途アンプが必要なものが多い
モノラル
- 1つ、もしくは複数のスピーカーから同じ音を流す
ステレオ
- 左右に配置した2つのスピーカーから独立した音を流すことで立体感や臨場感が感じられる
- ステレオ音源を流さないとほぼ意味がない
- セッティングは自分と左右のスピーカーで正三角形となるように
- 2種類の信号を送るので3極以上のプラグが必要だが今時ほとんど対応している
FOSTEX PM0.3
FOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3(B)
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- 発売日: 2012/03/15
- メディア: Personal Computers
- クリック: 16回
- この商品を含むブログを見る
- ウーハー、ツィーターの2way構成
- ウーハーは7.5cm口径、ツィーターは1.9cm口径
YAMAHA NX-50
ヤマハ パワードスピーカー (左右1組) ブラック NX-50(B)
- 出版社/メーカー: ヤマハ
- 発売日: 2012/11/05
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
- 7cm口径のフルレンジスピーカーとバスレフポート
- バスレフ型スピーカーは、スピーカーユニットの背後から出る音を利用して低音を増強する
まとめ
2way構成のスピーカーに興味がでたのでPM0.3を購入しました。
使ってみた感想
イヤホンなどを使わずに耳に左右から音が音が入ってくるのは新鮮な感じです。
当然ですがモニターやスマホのスピーカーとは音が違います。音域の余裕?があります。